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鉄道模型の宿の珈琲マスターブログ
北信州木島平村で鉄道模型のあるホステルを運営中。こだわりのネルドリップ珈琲をどうぞ
希少な2021年産イエメン珈琲を
この春以降、かなり手広くいろいろな豆を買いあさり焙煎しましたが、やはり深い焙煎が適したものがウチ好みであることが明らかになりました。

中でもマンデリンは、たとえば同じリントン地区産であっても、小農家からの集められたものが混ざり合って構成されるようなので、コレクターによってかなり味わいが違います。
ただ共通しているのは深い焙煎に耐えられ、かつ、クリーミー&マンゴーチックな味わいが醸されるのはひとつの特徴といってもよく、それこそがマンデリンの魅力と言っても過言ではありません。

ウチではマンデリンの消費が他を圧倒しています。


次に、タンザニアもイイ珈琲ファクトリーのものは本当においしいです。
苦みが感じられる手前ギリギリのところまで深く焙煎することで、黒蜜のようなテイストが感じられるものも少なくはありません。
マンデリンに次いで消費量が多いです。

さらに、値段は少々張りますが、イエメンモカも捨てがたいものがあります。
こちらもタンザニア同様、中深煎+位まで勇気(?)をもって煎ることで、濃厚な黒蜜の味わいにエキゾチック&スパイシーなテイストが加わり、唯一無二な一杯に仕上がります。

この秋から冬は銘柄を少し絞りまして、


●ブラジルダテハ
●タンザニア ンゴロンゴロFC
●マンデリンスマトラタイガー
●イエメンモカ アラビアンセレクション(超高地産) 
●イエメンモカ ホワイトキャメル

この5種を継続的に提供予定です。 (イエメンモカは2銘柄交互)

これに伴い、マンデリンは2kg、イエメンは合計3kgの生豆を仕入れ、現在提供中の銘柄はなくなりしだい終了となります。
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東京堂模型
夏になると自然と鉄道模型モードにスイッチが入ります。
昔々、実家近くに「みね屋玩具店」という鉄道模型を扱う店があって、長期休みになると頻繁に出入りしていたからでしょうか。

36年前の1986年の夏、小遣いを握りしめ買いに行ったKATOのEF57は今でも現役です。


いっぽうで長野市街地にある模型店「東京堂科学教材社」。
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知る人ぞ知る老舗の模型店なのですが、ここのマスターは鉄道模型メーカーKATOの元エンジニア。
ここを訪れ、鉄道模型談義に花を咲かせると、36年前の歳月がゼロになるような錯覚に陥ります。

10年ほど前、KATOがこの店をモチーフにNゲージ用ストラクチャ(情景用建物模型)を発売したのが話題になりました。
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今どき鉄道模型なんぞネットで安く買える時代ですが、残された人生もあと1/3。
時には昔を懐かしみつつこんな店で買い物をするのも楽しいと感じる今日この頃であります。
最新ロットのEF57は買えませんでしたが、せっかくなので、最新のED75を一個お買い上げ。

旧ロットED75に比べると、リアルスケール化された関係でわずかに小型化。
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36年前のEF57も並べて一枚。
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珈琲を焙煎しました
自家焙煎に移行してはや1年。香味は完全に安定の域に達しました。

先日、合計5銘柄の珈琲を焙煎。

一回当たり200g、焙煎所要時間はおおよそ15分ですが、豆によって爆ぜるまでの所要時間が異なります。


火入れして10分くらいたつと一回目の爆ぜ(パチパチ=「1ハゼ」)が起こります。
そこから火力を少し弱めて、3分ほどすると二回目の爆ぜ。(2ハゼ)

2ハゼが始まったら、火力は超とろ火に弱めます。


1ハゼはおおよそ40秒くらいで収まりますが、2ハゼはかなりの長時間続きます。
2ハゼでは煙がモクモク立ち込め、油断すると焙煎過剰となって苦みばかりが前面に出てしまします。

しかし煎りが不十分だと酸味が全面に出た味わいになってしまいます。

特に豆質の固いタンザニア(通称キリマンジャロ)は、2ハゼのピークまで勇気をもって(!)しっかり焼き上げることで、黒蜜のような濃厚な甘さが全面に出てきます。

そのタンザニア
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珈琲を焙煎する作業とは、つまるところ、いかにして珈琲豆を糖化させるかということに尽きます。


2ハゼのどこで煎り止めするかは、やはり目視が必要でして、老眼鏡をかけて、焼け具合をじっと観察。

ここぞというタイミングで火を消し、ドライヤーで冷風を当て、焙煎の進行を止める作業となります。



珈琲焙煎なんて一部のマニアしかやらない高尚なもの

と考えるひとも多いようです。 しかし実際はそんなことはなく、多くの人がスーパーで食材を買ってきてクックパッドをみながらあれこれ試行錯誤するのと全く同じなのです。



今日は黒板の書き換え。
文字はかあちゃん筆、イラストは我が家の絵画アーチストの柚花作です。
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イイ感じに仕上がりました。


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日進月歩のコンビニ珈琲
昨日、アスパラ仕入ついでにセブンイレブンに立ち寄り最近新発売となった珈琲「青の衝撃」を買ってみました。

正直なところ、少々雑味が目立つ印象でした。
コロンビア産豆は産地によっては青草のような香味を醸すものもあり、その系統由来のモノなのかもしれませんが、レギュラー商品の100円ブレンドとの40円の値差による付加価値は正直なとことあまり感じません。

コンビニ各社もライバルとの争いもあって、定番商品の100円を簡単には値上げできない事情もあり、今回のプレミアム商品にはプラス40円の価格差をもって臨んでいるわけですが、これは回転寿司や、ダイソーなどにもみられるの不採算商品(100円)の不利益をカバーする狙いもあると考えられます。(あくまで私見ですが)

ネットにあふれるレビューを見ると、

雑味がない
本島に衝撃を受けた

とのコメントが多く並ぶ一方で、

100円のヤツとの差が判らん
雑味が目立つ(珈琲焙煎も手掛ける人談)
値段が強気


などのコメントも目立ちます。


結局のところ、飲食物は売り出す側のイメージ戦略によって商品付加価値が決められる部分が少なく、人の味覚は意外とアテにならないのかなというのが私の印象。
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そもそも「高級コロンビアスプレモ」などと謳っていますが、スプレモは別に高級銘柄でもなんでもありません。
タンザニアAAとか、グアテマラSHB、ブラジルNo.18などと同等の、生豆100gあたり220円程度で売られている、至ってスタンダードなもの。

そのスタンダードな生豆をいかにして美味しく糖化させ味わいを昇華させるか、焙煎と抽出過程こそが味わいの肝なのです。

今のところコンビニ珈琲はファミマの「濃いめ」が一番オイシイのではと思いますが、日進月歩のコンビニ珈琲。
消費者に告知することなく、短期間でシレ―っと味を変えてきますので、近々飲んでみることにします。

本格的に珈琲豆を自家焙煎へシフトします
暑いシーズンが去ったので、珈琲焙煎を再開しました。


そこで焙煎装置に改良を加えることに。


1.ガスコンロを高火力型に変更
2.風防を増設し、火力変化を最小限に
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さらに煎りムラをなくすために、生豆投入量は150gに制限しまして、初のマンデリンG1を焙煎してみましたところ、これまでにはないイイ仕上がりに。

生豆量を少なくし、さらに火力をアップしたことで、一ハゼまでの所要時間が随分と短くなりました。


お米の炊飯と同じで、最初は最大火力を加え、1ハゼが始まったら中火にまで落とし、2ハゼが始まって、パチパチ音が連続し煙が出てきたら、15秒~20秒後に消火&冷却。

わずか15秒から20秒の「ガマン」の時間が、ほんの数秒違うだけで、フルシティーローストが、イタリアンローストにまで変化してしまいますので、実に繊細なのですが、150gの焙煎を2回繰り返しましたところ、ほぼ同じ仕上がりに。

早速抽出してみましたところ、甘み十分、香ばしさも十分。
リントン産の高級マンデリンのような複雑な香味には至りませんが、十分マンデリン風味を味わうことができます。

気を良くして、さらに生豆を仕入れしました。

1.コスタリカ ソノラ農園ハニー
2.とインド・モンスーンマラバールAA
3・マンデリン・ブルーバタック
4.ブラジル・ニブラ農園
5.エチオピア・モカナチュラルG4

とりあえず、同じ要領でインドモンスーンと、コスタリカを300gずつ、合計600グラムを焙煎しましたので、たっぷりと自家焙煎豆が揃いました。
しばらくは以下のラインナップで参ります!!!


● ブラジルNo2 
● タンザニアAA 
● マンデリンG1
● コスタリカ・ソノラ農園ハニー
● インドモンスーンマラバールAA

● スモーキーフレンチ
● 苦みブレンド

*赤字=宿主焙煎

価格=オール¥350

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プロフィール

北信州の木島平村にあるRAIL CAFE 「みゆきの杜」は、北信州を舞台にしたの昭和レトロな風景が展開する常設Nゲージ鉄道模型レイアウトを常設。いつか見た遠い日の懐かしの光景に逢いに来ませんか



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