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鉄道模型の宿の珈琲マスターブログ
北信州木島平村で鉄道模型のあるホステルを運営中。こだわりのネルドリップ珈琲をどうぞ
飯山のスタバ。いや、飯山にはスタバはないけれど、スタバよりもイイかも ~その名も「パノラマテラス」
飯山駅の中二階に3月にOPENした「パノラマテラス」。

列車乗客の待合室を兼ねたカフェテラスなのですが、これがまた予想以上の出来でして、近隣の住民の間ではかなりの人気になっている模様です。

飯山駅近辺には純然たる喫茶店がほとんど存在しません。駅構内には立ち食い蕎麦屋はあれど、レストランはありません。
そこで飯山市観光局の英知を結集して作り上げたのが「パノラマテラス」

日本でもっともオシャレかつ機能性抜群ではないかと思われる、駅構内観光案内所である「飯山市観光交流センター」の真上に立地するカフェでして、飯山市観光局直営の施設であります。

飯山市の敏腕「観光ディレクター」である木村宏氏のアイデアをこれまた「敏腕建築デザイナー」を起用し、役所仕事とは思えない素晴らしい空間が出来上がりました。

茶色の木目をベースとしたインテリアはシックな装いで落ち着きます。

カフェは店内には小ぢんまりとした作りながら、テーブル席、そして落ち着いたプライベート感覚の「ブース席」があり、旅の情報誌が体裁よくマガジンラックに配置されています。

店外のオープンスペースはカフェスペースとしても、またフリースペースとしても利用でき、全面ガラス壁の飯山駅駅舎の外が手に取るように眺められます。
CIMG5491.jpg


自動接続のフリーWifiが敷設されていまして仕事場としても機能的です。

飯山にはスタバはありませんが、スタバをも超えるのではないかと思われるリラックス空間です。

今日その木村氏にお会いしまして、話を伺いました。

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私: 飯山にはスタバはないけれど、まるでスタバですね。いや、それ以上かも??

木村氏: いやいや。スタバを越えるべく頑張って作りました。

私: やはりそうでしたか。さすがですね。木村さん。しかも珈琲の味もまた気が利いていますよ。程よく酸味が利いていてコンビニこーひとは明らかに違うし、苦味重視のスタバとも全然違う。高級感ありますね~。

木村氏: ありがとうございます。わかるひとにそう言っていただけてうれしいですよ。

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昨日行ったばかりですが、近々さらに詳細な取材を敢行したいと思います。
CIMG5492.jpg


思わず入り浸りたくなるカフェですからネ~。 


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フレンチローストとは??深煎りとは?? ~丸山珈琲長野MIDORI店へ
久しぶりに丸山珈琲へ行ってみました。



プレスコーヒーで有名な長野を本拠とするチェーン店。

珈琲の味をとにかく果実に例えるのが常でして、その偏った表現は若干ヤリ過ぎに感じなくもありません。

この日注文したのはインドネシアマンデリンワハナ深煎り。


メニューのテイスティング評には
ダークチョコレート、ローストアーモンド、スパイスの風味、バターを思わせる質感と長い余韻。

とあります。

しかしそんな風味が感じられるかというとそれはかなり ????

それよりも何よりも、ココでいう「深煎り」は、一般的概念においてはハイロースト。珈琲リストのほとんどを占める「中煎り」は限りなくミディアムローストに近いものがあります。

深煎りのはずのワハナの珈琲液が黒ではなく、茶色いところからも明らかでして、丸山珈琲はあくまで浅煎り(ミディアムロースト)を基本としていて、徹底的に酸味を利かせる手法です。


好き嫌いはあろうかと思うのですが、珈琲のコク、複雑かつ重厚な風味を醸すのであればもう少し深く炒った方が好いのではと単純にそう感じます。

深煎りの定義は店によってまちまちです。
黒光りする黒い豆をフレンチロースト(深煎り)と呼ぶ店。それはあくまでイタリアンローストと称す店。
それぞれ違いますが、丸山珈琲の深煎りは、一般的概念からすれば、決して深煎りではありません。

私が飲んだ中でもっともすぐれたマンデリンと感じる、堀口珈琲のLCFマンデリンも表示は「フレンチロースト」ですが、珈琲豆の表面に浮かぶオイルはさほどでもなく、深めのフルシティーローストといった印象です。
焦げ味は皆無であり、豆の個性が明確に感じられます。

鶴岡のコフィアの豆もまた中深煎りではあるのですが、焦げ味はゼロであり、苦味を感じさせる寸前のギリギリまで炒られています。
その手法ゆえか、コフィアのブラジルは、中庸的なはずのブラジル珈琲から見事なまでに複雑な香味を引き出しています。

酸味の利いた浅煎り珈琲も好きなのですが、豆の個性を最大限に引き出せる中深煎りの焙煎がいかに上手くできるかが焙煎人の腕の見せどころなのだと感じる今日この頃。

今あるウチの珈琲は

インドネシア LCFマンデリン
ペル ーフェスパ農園カツーラ
ブラジル サントスNo.2アララ
エチオピア モカシダモナチュラル

いずれも中深煎りでして、ネルドリップにより濃厚かつまろやかに仕上げています。

どんなゲストにも「勝負珈琲」として自信をもってお出ししています。


深煎りコーヒーの楽しみ方 @丸福珈琲千日前本店
丸福珈琲訪問は3回目。
やはり本店の重厚かつクラシカルな雰囲気は別格な感じです。


ドアを開けた瞬間鼻に突くたばこ臭は昭和レトロな純喫茶の空間そのものです。

そんな空間で頂く丸福珈琲の苦味、濃厚さは他とは一線を画すものといえます。


苦味だけならスタバも負けてはいませんが、濃厚さ、そして芳醇な香りは丸福珈琲ならではの味わい。
わが中村屋珈琲店においても「浪速のストロング」とネーミングした珈琲をラインナップしていますが、その味わいは丸福珈琲のコンセプトに似通っています。

焦げ味を主体とするいわゆるイタリアンロースト珈琲の場合、ブラックで飲むのはもちろん、ミルクとの相性もまた抜群です。
ワタシの場合、どうしてもブラック主体の飲み方がメインとなりますので、ミルクを投入してしまうのは少しもったいない気がします。
そこでお勧めしたいのが、クリームを口に含んでから珈琲を飲むという方法。
これによって、ミルクコーヒーにアレンジしてしまうことなく、ブラックのまま濃厚なクリーム入りコーヒーを楽しむことが出来ます。


何口かそれを楽しんだ後、水を口に含み中和させながら、時間をおけばまた普通のブラックコーヒーの味わいに戻ります。
一杯で二種類の味が交互に味わえる、お勧めの楽しみ方です。
是非一度お試しください!


三本コーヒーショップ
長野駅近くの路地裏にひっそり佇むレトロな珈琲店「三本コーヒーショップ」。
準大手ロースターの直営店??とは思えないクラシカルかつ小さな珈琲店です。


基本はサイホン。

この日はブラジルを注文しました。


全体的に焙煎は浅く、テイスト紹介には「ほとんど酸味を感じない」とあるブラジルですが、バッチリ酸味系な味に仕上がっていました。
歴史の長いレトロな珈琲店ほど酸味が強い。そんな公式が私の中では出来上がりつつあります。


しかし渋い雰囲気はこれまで訪れた珈琲店の中では屈指。
まさに隠れ家的コーヒーショップです。







珈琲道の原点の店へ
今日は上高地に行ってきました。


上高地といえば、4年前に徳本峠を越えて上高地入りした際、立ち寄った五千尺ホテルの喫茶室が忘れられません。
今のワタシがあるのは、あの日ケーキセットに添えられた一杯の珈琲でありました。

器は当時と変わらず、大ぶりな藍色カップ。酸味がほどよく利いた珈琲に合う濃厚なお味です。


その店に今日満を持して訪問しました。

ファイブホルン上高地店


珈琲はもちろんですが、ケーキが素晴らしく手が込んでいて美味しいのであります。

栗のタルト980円


栗のケーキ980円


アップルパイ750円


値段は張りますが、味はぴか一であります。大きさ、食べ応えともに「観光地価格」を鑑みても十分に価値がある逸品といえます。

栗のタルトは今年食べたケーキの類では、ニューヨークのステーキ店「ピータールーガー」のニューヨークチーズケーキと双璧をなすインパクトを覚えました。

また来年食べに行きたいと心からそう感じました。

いいところだ。。。。


プロフィール

北信州の木島平村にあるRAIL CAFE 「みゆきの杜」は、北信州を舞台にしたの昭和レトロな風景が展開する常設Nゲージ鉄道模型レイアウトを常設。いつか見た遠い日の懐かしの光景に逢いに来ませんか



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