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鉄道模型の宿の珈琲マスターブログ
北信州木島平村で鉄道模型のあるホステルを運営中。こだわりのネルドリップ珈琲をどうぞ
モカ、悪くないでしょう?
GWが終わり、ほっと一息ついているところです。

連休前に仕入れたほとんど全ての豆が予定通りなくなりました。
皆さんが美味しいと言ってくれるのが何よりも嬉しいことなのですが、ココへ到達するために3ヶ月の歳月をかけて、合計30kgの豆を買いあさりの旅でした。

今現在の累積購入数は40kgを軽く超え、コーヒー歴は浅いながらも、それ相応の薀蓄を語ることもあります。

昨日、中村屋珈琲店開店以来はじめて

モカ

を提供しました。

酸味のあるコーヒーは嫌い。

日本人の多くは判で押したように口にします。しかし珈琲業界で言う「酸味」は「酢の味」ではありません。あくまでフルーティーさを指すものなのです。

そんなトークをかましながら、酸味に対する「偏見」を取り払ってもらうべく

エチオピアイルガチェフG2

をチョイス。

酸味一辺倒にならないよう、カリタ5番で挽き、95度の高温、プレスで4分40秒抽出を試みました。

お馴染みゲストのGORIさん、初めて飲むフローラル(?)モカに少々驚かれた様子。

時にはこんな珈琲もいいものでしょう?

時々提供しますよ~。


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何処で買うのか
ウチの定番豆

マンデリンシボルガ

ブラジルダテハ

コロンビアアピア

ケニアカラーツ

何処で買っているか気になる人もいらっしゃることでしょう。

実は上の豆の仕入先は全て違う店です。

マンデリン=5店7種
コロンビアは=5店8種
ブラジル=5店8種
ケニア=4店6種

を買い漁ってきました。しかし間違いなく美味しいと感じる豆はそう多くはありません。もちろん好みもありますので、一概には優劣をつけることはできませんが、やはり美味しい豆には明らかに美味しいなりきのインパクトがあります。

一口にコロンビアといっても、サンベルナルド、ブルボン、ティピカ、バリエダコロンビアなど、品種は多岐にわたります。

その中で私が選んだのは、ティピカ種100%の「アピア」。

輸入商社・ワタルがその多くを取り扱い、海外メジャーではスターバックスの「コロンビアスプレモ」がアピアなのだそうです。

スターバックスが目をつける位ですから、そのテイストは折り紙つきなのでしょう。もはや同国内では希少種ともいえるティピカ100%のアピアは、マイルド系の雄ともいえるテイストです。

実はその「アピア」も焙煎会社が変わると味も変わります。全く似て非なるものに出来上がってしまうのですから不思議です。

ウチは愛知県の

ビーンズコーヒーセルズ

で仕入れています。様々な店で買い比べた結果、ココに落ち着いています。



次にブラジル

コロンビア同様、同じブラジルでも品種は多種多様です。

サントスNo.2という有名な品種(?)がありますが、サントスはコーヒーの品種ではなく、米で言うなら1等米、2等米という呼称に相当するものです。

ウチではダテハ農園の「ブルボン種」が定番です。

何処も甲乙つけがたいのですが、

西山珈琲

で仕入れることが多くなっています。

濃厚なブラックチョコのようなコクと甘みは、誰が飲んでも旨い珈琲と唸るはずです。

カフェゼロサン

の「トップスカイ」「スイートイエロー」もまた甲乙つけ難い、非常に美味しいブラジルですのでご紹介しておきたいと思います。



マンデリンは本当に悩みました。

苦いだけのマンデリン、青臭いマンデリン。マンデリンというのは、スマトラ島北部で生産されるアラビカ種の総称でして、これまた品種を指すものではありません。

それゆえ、味はそれぞれで全く異なっており、買うたびに一喜一憂を繰り返してきました。

そんな中、驚くべきマンデリンに出会えました。

マンデリンスマトラタイガー

これは非常に特徴的な珈琲です。マンゴーのような、バターのような、クリームのような、実に不思議なコクとアロマが全面に出てきます。

このマンデリンの品種はティピカ、ブルボン、などの有名品種ではなく

アテン、ジュンベル、ガロンガン などのスマトラ在来品種をブレンドしたものです。

非常に特徴的な味わいなのですが、淹れ方を誤るととたんに風味が変わってしまいます。また、焙煎過程が変わるとこれまた全く味の指向が変わってしまいます。つまり、店の焙煎テクニックがモロに現れる、非常にシビアな豆ともいえます。

マンデリンスマトラタイガーだけでも

岡山県 S珈琲
北海道 珈琲C
十日町 M
福岡 A珈琲
東京 カフェZ

の5店を試しました。ところが、店によってずいぶんと風味が違うのです。飲み比べるとそれは一目瞭然で、正直、あまり美味しくないなと感じるお店もありました。

しかし

ブラジル珈琲でも紹介した

カフェゼロサン

は他を圧倒していました。

同じ豆で比較すれば、焙煎テクニックの優劣が明確に出てきますが、間違いなくカフェゼロサンのスマトラタイガーは、口に含んだ瞬間、思わず唸り声を上げてしまうほどのものでした。

しかし

スマトラタイガーの2011年クロップは品質が悪いらしく、今年度に関しては取り扱いがなくなってしまいました。他の店でも同様です。おそらく輸入商社が同じなのでしょう。

そんな中、スマトラタイガーに似た豆が出てきました。

それが「マンデリンシボルガ」です。仕入先はもちろん、カフェゼロサン。

カフェゼロサンの実力はかなりのものと言えましょう。




最後にケニア

ケニア珈琲は非常に特徴的なフルーツ系の甘みが格別でして、世界の珈琲マーケットでも非常に高い評価を得ています。

このケニアについても相当な店で買い漁りをしてきましたが、ケニア風味を一番上手く表現しているなと感じたのは、

福岡の太刀洗町のアプトコーヒーかもしれません。

今現在扱っているのは

カラーツ農園

ですが、以前の「ンゴンゴ農園」には少し負けるかなという印象です。

でも同社のケニアの焙煎テクニックは一級品といえましょう。



===

とまあ、こんな感じでウチのコーヒーラインナップが成り立っておりまして、日々旨いコーヒーを提供させて頂いているワケです。

皆さんのお気に入りの店は何処ですか?

ココは旨いぞ!というお店があれば、是非情報を教えてくださいネ。



少量ですがニューフェイス登場
この週末用に切らしていた

ブラジル・ダテハ(イエローブルボン)
マンデリン・シボルガ
マラウイ・チャニア


を仕入れました。

それ以外にも100gずつの少量ですが、初めて


グアテマラ パカマラ 
ルワンダ アバトゥンジ 
カメルーン ロングベリー


を仕入れました。

パカマラ種、ロングベリーは初めてですが、私のイチオシ焙煎店「カフェゼロサン」の豆ですから、きっと間違いないと思います。

ご希望の方は、今週末のアクアマリンライブの後にお楽しみいただきますよ~!


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珈琲はコクとアロマと甘み
久しぶりに感動的な豆に出会うことが出来ました。

ルワンダ アバトゥンジ農園 イカワンデンデ種



コク
アロマ
甘み

が非常に高いレベルで再現されています。

なかでも「アロマ」は特徴的で、カラメルような、ハチミツのような不思議な芳醇さが前面に出てきて、それがとても長い余韻となって続きます。

感動しました。

普通に旨いコーヒーの王道はやはり

ブラジルダテハ(ブルボン)
コロンビアアピア(ティピカ)

の右に出るものは無しといった感じですが、際立つ個性派として挙げておかなくてはならないのは、

マラウイチャニア
マンデリンスマトラタイガー
エチオピアイルガチェフ
ケニアカラーツ


そして今日、ルワンダ アバトゥンジ農園が個性派の仲間入りを果たしました。

旨い。旨すぎる。もう一杯飲みたい!そんなコーヒーです。



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カフェバッハ
先日の東京遠征で、コーヒー店めぐりをしてきました。

池袋にバスで着いてまず目指したのは

南千住の

カフェバッハ

CIMG4174.jpg

雨の中、到着すると店員さんが、雨の中大変でしたねと「タオル」を差し出してくれました。
何というスバラシイ応対!

メニューには深煎りから浅煎りまで20数種のラインナップ。
しかも良心的値段。

超高級豆のエスメラルダゲイシャでも700円という格安。
CIMG4164.jpg

私はコロンビアを注文しようと店員さんに

このコロンビアの豆の種類はティピカですか?

と質問。

間髪いれず「ティピカ種のコグイという銘柄です」との返答。

ではそれでお願いします。

カウンターで男性が一杯ずつ豆を挽いてペーパードリップしています。

4分後、出てきました。
CIMG4169.jpg

美味しいです。
ウチのアピアもティピカ種ですが、産地の違いから、かすかな青草の香り。サンアグスティンにも似た香味といえるかもしれません。

水を入れに来た店員さんに

「とても美味しかったです。長野から飲みに来ました。来た甲斐がありました。珈琲好きなんですよ」

と話しかけると、

「ありがとうございます。それでしたら、カウンターが良いですね。」と、席の移動を勧めてくれました。
CIMG4173.jpg

淹れ方について、あれこれ尋ねてみてわかったのは

●豆の挽き方は銘柄問わず 中細挽き
●湯温は82度
●豆の量は一杯170ccに対して10g~12g。

席を移動したときにはすでに飲み終わってしまっていたので、カウンターでケニアを注文。深煎りのケニアです。
ウチで出したことのある、ケニアマサイに似ているのかもしれません。

こちらの豆は深みを味わって頂くために多めの12gで淹れています。

なるほど。

こちらも美味しかったです。深煎りなるも、低温抽出による甘みが十分です。
ウチもケニアマサイ復活させようかなと本気で考えました。

いずれにしても、南千住のいわゆる「ドヤ街」にある名店ですが、製菓部門もあって、スイーツも充実したスバラシイ珈琲店。時間は3時頃でしたが、ひっきりなしにお客さんがやってきました。

店員さんのスバラシイ応対と「本物の珈琲」に魅了されたファンは数知れず。

良い店でした。






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北信州の木島平村にあるRAIL CAFE 「みゆきの杜」は、北信州を舞台にしたの昭和レトロな風景が展開する常設Nゲージ鉄道模型レイアウトを常設。いつか見た遠い日の懐かしの光景に逢いに来ませんか



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