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鉄道模型の宿の珈琲マスターブログ
北信州木島平村で鉄道模型のあるホステルを運営中。こだわりのネルドリップ珈琲をどうぞ
オキナワ珈琲取り扱い再開
10月にお知らせした「沖縄珈琲が台風の被害により取り扱い休止」のニュースですが、焙煎元のヒロ・コーヒーファームさんより、ブラジルの豆をブレンドした沖縄東村産珈琲が届きました。
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ミディアムロースト
ストロングロースト

の二種類。

今日はミディアムローストを淹れてみました。

シティーロースト程度ですが、酸味はほとんどなく、これまで感じたことのないような「ナッツフレーバー」が際立つ逸品といえるものでした。

パルプドナチュラルのブラジル産豆(ムンドーヴォorブルボン?)も甘みアップの援護射撃に貢献しているように見え、非常にハイクオリティーな一杯に。

200g1200円と、少々値は張りますが、それに見合う、大変美味しい珈琲でありました。

買えるものなら継続して買いたいなと思うのですが。。。。。。

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スターバックス 梓川SA店
諏訪に行く途中、梓川SAに立ち寄りました。
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スタバでドリップコーヒーを1杯。

珍しく2種が用意されているとのこと。

クリスマスブレンド
ケニア

迷わずケニアを注文しました。
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スタバらしく、ケニアの酸味はぐっと抑えられた深煎り豆。

美味しかったですよ~。


コロンビア豆と新潟米
コロンビアは今も昔もコーヒーの一大生産国ですが、生産性向上のために、「バリエダコロンビア」という品種が主力品種となっています。

かつての主流だった「ティピカ」種は全体の5%にも満たない希少な存在となり、かつての「コロンビアマイルド」を懐かしがる人も少なくはないようです。


意外ですが、同じような現象が日本国内の農業界でも起こっています。

日本一の米どころ

で連想するのは何処でしょう?

90%以上の人はおそらく「新潟県」と答えるはずです。

実際、新潟ブランドは非常に偉大であり、「新潟県産コシヒカリ」であるだけで、他県産と比べても卸価格は20%以上違うそうです。

しかし

そうしたブランド志向が強いあまりに、「偽新潟コシヒカリ」が流通しているほどです。

ところが

今現在流通している「新潟県産こしひかり」は厳密に言うならば「コシヒカリ」ではありません。病耐性を強めた改良品種「コシヒカリ BL」という品種です。
これは平成17年以降、県の農政として一気に全県に広まりました。「コシヒカリBL以外はJAが買い取らない」としてしまったからです。

病気に強ければ収量も見込め、欠点米も少なくなるわけですから、品質検査において「特A」認定を受ける確率も上がります。
実際、品種転換後も特A率はほとんど変わりません。

県の農政部は「コシヒカリBL」は従来のコシヒカリとなんら品質(食味)の点で変わることがなく、むしろ優れた部分もある」とPRに躍起になっています。

しかしどうも実際は違うようです。

生産者はもちろん、バイヤー、販売店には「明らかに味が違う」と疑心暗鬼になっている人々も少なくはないのです。

米穀店の紹介サイト
雁屋哲の 今日もまた


その証拠にここ数年、国際米食味鑑定コンクールにおいて、新潟県産のノミネート(予選通過)が一件もありません。あの魚沼産でさえです。
食味コンクールでノミネートされるには、2種類の分析器で米の品質を多角的に検査し、食味の優劣を特殊センサーによって計測し、合計点で一定基準の上位40以内に入らなくてはなりません。

エントリーしていないのかと思いきや、昨年のケースですと新潟県からは180点もの応募があったそうです。

しかしそのいずれもが決勝には残れませんでした。

かつてのコロンビアティピカ種と同様、新潟県は生産性重視へと舵を切ったことによって、食味の低下というマイナス要素を生み出した可能性は否定できません。


昨年秋、研修のために上越地区のとある温泉旅館に泊まりました。お米は妙高地区の実名入り農家産の「こだわり」コシヒカリでした。

しかし、普段木島平の正真正銘コシヒカリを食べている私からすれば、・・・・・・・・な印象。
今になって思い返せば、おそらくその原因は「コシヒカリBL」だったからでしょう。

ところが、先日上越市の食堂チェーン「まいどおおきに食堂」のご飯は素晴らしく美味しかったです。
都道府県の明記はありませんでしたが、「コシヒカリ」とありましたので、おそらく在来種なのでしょう。


しかし私思うに、BLコシヒカリ導入の本当の目的は耐病性ではなく

偽モノ排除

だったのではないかと思うのです。

ちなみに正真正銘新潟のコシヒカリには2010年以降、こんなシールが貼ってあるそうです。

bl_mark.png


これを確認できれば正真正銘新潟産「コシヒカリ」だということが判ります。95%もの新潟産コシヒカリがこの新品種ともなれば、もはや他県産を「新潟県産」として売ることは非常に困難になります。

偶然か必然か。

今年春からローソンで販売されるおにぎりが「新潟県産コシヒカリ」ではなく、「コシヒカリ」に変わったそうです。

コロンビア珈琲と新潟米。やっぱり似ていますね。


同一豆ブレンド
昨日のケ~キバイキングで、エチオピアイルガチェフの浅煎り「1」に対し、モカハラー中深煎り「3」の配合でブレンドしたところ、酸味が抑えられた、それでいて華やな、コクが感じられる「スペシャルモカ」が完成しました。

モカ嫌い、酸味嫌いな方にも味わって頂きたい一杯ですね~。
ガストはコロンビア
珈琲店ではありませんが、ファミリーレストランのすかいらーくグループの珈琲豆はブレンドではなく、コロンビア豆の単一種。

浅煎りと深煎りがブレンドされたバランスの良い味です。

どこぞの缶コーヒーなんぞ、20種類の豆がブレンドされているそうですが、
コロンビアの中庸的な香味は、それだけでも十分に良い風味が出せますからね~。

さすがはコロンビアであります。




プロフィール

北信州の木島平村にあるRAIL CAFE 「みゆきの杜」は、北信州を舞台にしたの昭和レトロな風景が展開する常設Nゲージ鉄道模型レイアウトを常設。いつか見た遠い日の懐かしの光景に逢いに来ませんか



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