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久しぶりに鉄道ネタ |
久しぶりに鉄道ネタを炸裂させましょう。(^_^)
先日長野から大阪に向かう途中あえて関西本線経由を選択しました。
名古屋から亀山までは313系電車

近鉄との競合区間ゆえ、意外に乗客は多くありません。

名古屋から遠ざかるにつれて、のどかさが増してきます。

亀山駅

かつての巨大ジャンクションらしさを残す幅広なプラットフォームに萌え(^_^)

亀山から先は非電化区間。車両はJR西日本の標準型気動車キハ120系
 座席はロングシート(~_~;)
しかし沿線風景は古きよき国鉄時代の匂いがプンプン漂っていました。
亀山を出発してほどなくして山間部に突入。
関を過ぎると、急な登り勾配区間に入ってきます。
かつてD51形蒸気機関車が重連で喘ぎながら貨物列車を牽引していた区間。
加太駅

この先、加太越えと呼ばれる25 ‰連続勾配区間に差し掛かります。





SL時代の煤煙痕跡がかすかに残るトンネル内部

本当に長い、長い、長い連続勾配です。


坂を下った先には、柘植駅。 草津線との分岐駅です。
山峡駅の雰囲気 木造小屋組みのプラットホームが超渋い!


柘植駅から先も多くの駅が、木造駅舎、しかも交換設備を持つ対向式プラットフォーム。

 島ヶ原駅
腕木式信号機こそ残ってはいませんが、昔のままのプラットホームや待合い所、様々な鉄道設備が皆レトロ。
まずないでしょうが、 SLを走らせたらこんなにになる路線はないかもしれません。

こんな魅惑の関西本線非電化区間。汽車旅ファン&鉄道ファンなら、いちどは乗っておきたい線区といえますね。
私は何度でも乗りたいと思いました。
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南海多奈川線 |
この日は朝暗いうちに出発し、まず南海本線でみさき公園を目指すことにした。

元大阪府民でありながら、大阪府最南端の町、岬町は未開の地であった。
御崎公園から多奈川線に乗り換えて終点神奈川を目指す。 2両編成のワンマンカーだ。

多奈川駅

工場地帯の一角をなす多奈川駅。


しかし駅前はただひたすら閑散とし、車の往来のほとんどないロータリーは、なんともわびしい。

折り返しの列車には乗らずに、多奈川駅から隣の深日港駅まで歩くことにした。隣の駅とは言え、その距離わずか300メートル。
駅前には岬町役場。

コンクリート造りに街路樹のソテツ。沖縄のどこかの町役場と見紛うような佇まいである。
誰が泊まるのか、こんな古めかしい木造旅館も健在だ。

時折行き交う自転車に乗る中学生は、昔ながらのヘルメットをかぶっている。

しかしここは大阪府。
かつてはここから四国向かうフェリーが発着していた。

その栄華を偲ばせるような商店街のアーケードも健在である。


深日港駅

プラットホーム上屋、駅名標、架線柱。。。あらゆるものが時間が止まったかのようなたたずまいを見せる。
帰りの乗客がひしめき合っていた頃の名残なのか、臨時の改札口も残っている。
20世紀に入って以降、積極的に近代化を進めてきた南海電気鉄道ではあるが、この多奈川線においては、全くと言ってイイほど当てはまらない。
すべてが昔のままであり、流れゆく時間もただひたすらスローなのだ。
この空気感は、乗り鉄にはたまらない。
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珈琲原点 |
珈琲原点

3年前バイクで沖縄を回ったとき、元ヘルパーさんで、糸満市に住む、めかるさんに連れてきてもらったことがある。
ただ、その時は私がコーヒーに目覚めるずっと前のことであり、あまり興味をそそるものではなかったが、その時彼女がしきりに言っていたのは、
「砂糖を入れなくても甘いコーヒーなんですよ。」
だった。
今でこそ、一介の珈琲好きとしてその言葉には充分納得できるものだが、当時は少し理解に苦しんだというのが正直なところだろう。
あの時はアイスコーヒーを飲んだ。
今回はぜひマンデリンを飲んでみようと心に決めていた。
店に入ると、先客は2名。 窓側の席に座り、メニューを探すが見当たらない。やがてマスターが歩み寄ってきた。

ホットとアイスのみになりますが、どちらにしますか。
ホットはいくつか種類があるのですか?
ブレンドのみです
それではと、そのブレンドをいただくことにした。

コーヒー専門店ならば、色々な種類の豆を置いているのが普通だと思っていたが、どうやら違った。
でも店内には大きな焙煎機が二台、カンターの奥には保存瓶が4個。

ブレンドの中身を尋ねてみたところ、ブラジル、コロンビア、インドネシア、そしてイエメンとのこと。
ネルで抽出されたコーヒーは70度くらいの低温。実に風味が豊かである。

イエメンモカの風味がしっかりと見え隠れする大変レベルの高いブレンドコーヒー。
サービスでケーキも召し上がりますか?と勧めてくれるので、それもいただくことにした。

こちらがいろいろ尋ねていくうちに、マスターは、銀座のランブルの主人を師と仰いでいるとの由。 しばしマスターとコーヒー談義を楽しみ店を後にする。
大変気持ちの良い、隠れ家のような珈琲店であった。
また来よう(^_^)
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コーヒーシャープ? |
コーヒーシャープ#と聞いてその意味が理解できる人は、なかなかの沖縄ツウと言える。

かつては沖縄本島全土にたくさんあったらしいが、今ではココを残すのみらしい。
コーヒー#とはつまりコーヒーショップ。アメリカ人が英語で発音した時の音をそのままカタカナに置き換えているのだ。
しかしコーヒーシャープの実態は、喫茶店ではなく、大衆食堂。
店内はこんな感じ


本業はあくまで食堂。昼どきでもあったので、500円のポークたまごを注文。

一応はコーヒーシャープ#というだけやって、ホットドリンク類もメニューに連なる。
食後にコーヒーを注文してみた
案の定というかやはりというか、店のおばあは、引き出しからドリップパックを取り出し、マグカップにセット。
コーヒーがマグカップで提供されると思いきや、そうではない。
マグカップの珈琲液をカップに直接注ぐと、マグカップからこぼれたコーヒー液でソーサーがびしょ濡れになった。(^_^)
しかしそんな事一切気にすることもなく、はいお待たせしました。

添えられた砂糖の紙袋もコーヒーでびしょ濡れになってしまった。せっかくなのでミルクパウダーと一緒に入れていただいた。
酸味が効いていたので、おそらくキリマンジャロブレンドなのだろうと思われる。
ポーク卵と、コーヒーでしめて750円。
なんとも沖縄らしい。
これも旅である。
また来よう(^_^)
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