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鉄道模型の宿の珈琲マスターブログ
北信州木島平村で鉄道模型のあるホステルを運営中。こだわりのネルドリップ珈琲をどうぞ
美味しかったです!また来ます!は最高の誉め言葉、 だと思う。
サービスを提供する側がいつも気になるのは、お客さんがどのような満足度を得られているのかということ。
まったくそれに尽きるといえます。

最近でこそ、ネットのレビューなどで気軽に投稿でき、かつ、赤裸々に見せ店の評判が世間に知れ渡るのでそれはそれで恐ろしいことでもあります。

黙って帰って行ったお客さんが、ネットで予想外の書き込みをされていて驚くこともありますが、

まあまあよかった。
普通だった。

往々にして、そんな「及第点~普通」のサービスレベルに対してはあまり消費者は口を開かないということが言えるのではないでしょうか。

逆に

とんでもなくひどい店だった
予想以上に素晴らしい店だった

そうした両極端の体験に対しては、レビューを書きたいという気持ちに駆られるものです。

店を出るときのお客さんの言葉にもそれは現れます。

「まあまあ」だったレストランに対してはおそらく積極的に感想を述べたりはしません。

しかし感動的なサービスだった体験に対しては、帰り際に称賛の言葉が口に出る確率はグッと上がります。
ただ日本人は奥ゆかしい人種ですので、黙って店を後する人も少なくはありません。

でも、そうした人種ゆえに帰り際の

「美味しかったです」
「また来ます」


といったコメントは、実は相当な重みをもつものです。
そして、人をとてつもないパワーと幸福感をもたらす、魔法の言葉ともいえます。
私は常日頃から、満足した時、美味しかった時、おもてなしが素晴らしかった時は必ず店を出るときにそんな感想を口にするよう心掛けています。

最近は何かにつけて「感謝の気持ちで云々」という表現をあちこちで耳にします。
もちろん、感謝の気持ちは大切ですが、サービスを提供するひと、殊にレストランや宿泊業者にとっての最高の誉め言葉は

「美味しかった」
「また来ます」
「素晴らしかった」

といった、サービスレベルを称賛する誉め言葉こそが相手の心に響くものなのです。


今から10年以上前に初めて乗ったトワイライトエクスプレスのの出来事は今なお色あせることのない感動的な時間でした。
いわゆる「サプライズ」という表現で片づけられる可能性もありますが、一連の出来事は単に「サプライズ」という一語で語ることはできません。
AS20150201001203_comm.jpg
ⒸASAHI.COM

すでにお読みになった方もいらっしゃるかもしれません。少々長い記事ですが、後半の「追記」がなかなか感動的です。
10年以上前の記事ですが、いまなお何処かの誰かがその記事をお読みになり、積もり積もった「イイネ数」は、間もなく180。

まだお読みになっていない方、もしよろしければ一度ご覧くださいませ。

トワイライトエクスプレス乗車記


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港湾エリアの自作ストラクチャ
当鉄道の情景の中には狭いながらも港湾エリアが存在します。

GMのキットや小物の防波堤、テトラポットを適当に配置し、さらにはジオコレでかつて発売された漁船や魚市場等々。

そんな中、自作(改造)ストラクチャーをいくつかご紹介しましょう。

貨物船



デッキ上の配管は、ハリガネとプラモのランナーで。
その他は、GMの工場キットの余剰部品を適当に配置。

意味不明な構造物も点在していますが、 本船は「特殊タンカー」ということで納得しましょう。(^_^)


ファンネルは栗林商船の「七」に倣って、五。


こちらは4月に訪問した呉市音戸の渡し船をモデルにした渡船乗り場。

日本一短い航路「音戸の渡し舟」

この建物は給水塔に付属していた「ポンプ小屋」のもの。
ポンプ小屋を渡船事務所にして、その横に「トタン」パーツと細角材で乗船客の通路を製作。





渡し船本体はトミーテックの「漁船」の後ろ半分の構造物を取り除き、屋根をとりつけたものです。
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鉄道模型趣味人にとって インスタ VS ブログ どっちがいいのか?
世の中インスタインスタと喧しい昨今。

まるで「今どきインスタのアカウントを持たない商業施設などありえませんなどと騒がれて、触発されるようにインスタを始める人たちが増えています。
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今どきの旅女子はインスタで旅先を決める

とまで言われていますが、もう少し冷静になって考えてもイイのではないかと思うようになりました。

もちろん、ネタとしては面白いので、続ける価値はありますが、本当にインスタで集客を図ることが効果的なのかを検証する必要があります。
PICT01911.jpg

ブログもインスタも、結局のところ自己発表の場であることは変わりがありません。
ブログはメッセージや主張の発信であるのに対して、インスタは発表した画像の承認欲求が大元になっています。

イイネをもらうために、ひたすら映りのいい写真をアップしてクリックを待つ。

ブログとは似ているようで、実はあまり似ていません。

私は一介の宿泊施設オーナーですので、もちろんブログもインスタもやっています。商業目的ではあります。
いかにして手前どもの魅力を伝え、露出度を上げていくか。そこに尽きるわけです。
DSC_6410.jpg


7月12日に馴染みの友人夫婦が泊りに来てくれました。
奥様はネットマーケティングに詳しい方でして、インスタの効用、ブログの効用についてのいろいろなお話を聞くことが出来ました。

その中で明らかになったのは

1.インスタが流行っているとはいえ、ネットの中では少数派
2.しかも内容はあくまで写真。情報量としては極めて少ない
3.インスタは常に流し見される運命にある
4.ブログは検索に引っ掛かかる。
5.しかも情報量のコントロールが自由。
6.インスタで人を誘導するには圧倒的多数のフォロワーが必要
7.フォロワ~を増やすためには確固たる見せる技術が必要。
8.テクニックがそこそこ備わっていたとしても、フォロワーがわずか数百では話にならない。

インスタにおいては、「写真のプロ」から「カメラ好きな一般人」まで、幅広い層のユーザーが日々情報を提供してくれます。
多種多様な情報が手に入るのはとても有難いのですが、とりわけハッシュタグ機能で検索をかけた場合、一覧で表示される投稿のほとんどは素人が撮影した写真です。

たとえこのタグに引っ掛かったとしても、正直なところ受け手にとって、その投稿の95%くらいがどうでもいい無駄な投稿です(^^)
100枚の写真を見たところで、自分の中でビビッとくる写真は、ほんの数枚程度。膨大な写真と格闘しなくてはなりません。
時間の無駄にもなりかねません。

また、投稿された写真が撮影された具体的な場所が分からないというのは情報の質として問題ありです。

投稿者に質問することも可能ですが、イチイチそんなことをするのは面倒極まりありませんし、無視される可能性も大です。

心に響く写真を見つけたものの、具体的な場所がいったい何処なのか、分からないケースが少なくありません。
情報集めの方法としては不十分な側面があまりに多いとも言えます。

また、写真を加工しすぎて、もはや実物と異なるのは信ぴょう性に欠けます。
もちろん、FacebookやTwitterに投稿された写真でも、誇張と感じる写真は多数あるのですが、Instagramはそれが最も顕著に表れています。

そもそもインスタに必死になるのは若い女性(20代?)が圧倒的でして、鉄道模型の世界にどれほどのそんな層が存在するか、非常に疑わしい所でもあります。
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そんな経過をもって、奥様に力説されたのは

コツコツブログをやるのがベスト

ということでありました。

その教えに従い、更新頻度の少なかったこのブログをランクアップさせるための作戦に打って出ました。

7月10日現在、ランキングのINポイントは5。 順位は700件中400番以下でありました。

そして7月13日から、毎日記事を投稿し続けました。

鉄道模型のこと、乗り鉄のこと、珈琲のこと、その他いろいろ。

その結果、19日目の今朝、

TOP3にランクインいたしました!

2018-08-01.png

ありがとうございます。

おそらく毎日インスタに鉄模の写真をアップしても、どんなにハッシュタグを並べても、きっとウチのような拙い鉄道模型宿が人様の目に触れることはなかったと思います。

やっぱり情報発信のための最強のツールはインスタではなくブログなのだということを思い知った次第。

という訳で、この先も力尽きるまで(?)ネタ満載で連投してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


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謝恩フリー切符ってご存知ですか?
いまから30年以上前の春、国鉄が分割民営化された。

時は1987年4月1日の1日前、つまり国鉄最後の日となった3月31日に

「謝恩フリーきっぷ」

なるものが列島を席巻した。

これは1987年3月31日に限って国鉄全線のあらゆる列車の自由席が乗り放題という、まさに夢のようなチケットであった。しかも値段は6000円という超破格値。 
記念の全線鉄道路線図ポスターまでついてきた。
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1990年代後半にもこれと似たきっぷが発売されたことがあったような気もするが、これほどのインパクトをもって迎えられたきっぷは後にも先にも出現していない気がする。

しかも発売枚数が限られ、さらに発売箇所さえも限られた。発売日には長蛇の列ができることは想像に難くはなかった。

発売日前日深夜、大阪駅に向かうと、そこには信じがたいような列ができていた。翌日10時発売の、くだんのきっぷを求めるひとたちの行列である。

早春のまだ底冷えのするコンコースに座り込み、夜を明かした。そして翌日、晴れて
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を入手することに成功した。のこり数十枚というギリギリのラインだった。

とにかく少しでもたくさん、長く乗ろうという野望によって、以下のスケジュールで国鉄ファイナルDAYを過ごすことになった。

3月30日
大阪---急行きたぐに---新潟---特急いなほ---青森---特急はつかり---盛岡---東北新幹線やまびこ---大宮---上越新幹線あさひ---長岡---臨時夜行急行---大阪
4月1日着

「きたぐに」は京都から日付が変わり、3月31日となる。しかしながら正直に日付変更を待って乗車を試みても、満員で取り残される可能性も十二分に考えられる。
大阪から京都までの乗車券と急行券を買って乗るという術は、少し汽車旅の経験のある人間ならだれでも考え付く方法ではあった。

しかしそこには予想もし得ない事態が待っていたのだった。


==

発車1時間以上前に大阪駅に到着したが、それはあまりに遅すぎる時間だった。想像をはるかに超える長蛇の列がそこにはあった。乗り鉄たるもの、誰でも考えることは同じなのである。

できるだけたくさん、遠くに、効率的に。。。

このきっぷを所有する関西圏在住の人間にとって、それらすべてを満たす「第一ランナー」急行きたぐにしかないのである。

自由席の乗車口には、もはや「列」を通り越して、人の塊が群れていた。座れるかどうか云々よりも、果たして無事列車に乗ることができるのかどうかということが問題であった。

しかしこの列車に乗れないとなると、計画のすべてはパーになってしまう。
あまりの混雑に、積み残し必至と判断した国鉄は、早々に「臨時きたぐに」を運転との発表を行ったが、たとえ臨時列車が出たとしても、それはあまり意味を成さない。
何故なら、新潟からの接続列車「いなほ」の乗り換え時間はほんのわずか。後続の臨時列車からは乗り継ぐことができないのは明白であったからである。 
何が何でもこの定期のきたぐにに乗らねばならない。

乗車開始となり次々に車内へと人間の列が吸い込まれてゆく。幸い乗り込むことができたものの、やはり客室内には入れない。

しまいには、デッキどころが、洗面所、

挙句の果てには冷却飲料水機の上にまでよじ登る客

まで現れる始末であった。
それほどまでしないと、足を置く場所さえ確保できないのである。

列車はほぼ定刻に発車した。
京都で日付が変わるが、当然のことながら京都で並んでいる者の中に、定期のきたぐに号に乗ることのできた人間は一人として存在しなかった。

車内はいよいよ灼熱地獄と化してきた。そんな劣悪な環境の中、車内から男の叫ぶ声が聞こえた。

「おい!病人だ。医者ないか!!?」

緊急事態である。
周囲が騒然となった。残念ながら、そんな声に呼応するものはいない。

「おい!みんな!とりあえずベッドを作ってそこに寝かせよう」

そう。「きたぐに」の車両は昼夜兼用の583系。 手動で寝台のセットが可能なのである。
座席に座っていた乗客は次々にベッドのセッティングを始めてしまった。

もはや何でもアリである。病人はもちろんだが、この超満員状態を少しでも緩和するには寝台をセットして、一人でも楽な状態をつくらなくてはならない。 心労が限界に達した乗客の「最後の切り札」だったのかもしれない。

果たしてほかの車両でどんな事態になっているのか、知る由もなかったが、少なくともわれわれの乗った車両では、ベッドが出来上がるたびに拍手が沸き起こった。そしてデッキや、飲料水機の上に追いやられていた立ち客が、次々に三段寝台の蚕棚に収まっていった。

かくある私は、中段へ、しかも3人で逃げ込むことに成功した。一床に3人。まるで超繁忙期の北アの山小屋である。

やがて病人発生の通報を受けた車掌が人ごみを掻き分けてやってきた。自由席車のはずが、知らぬ間に出来上がった寝台車。 一瞬困惑の様子も見て取れたが、乗務員も諦める他はない。 何も云わず、応急処置と投薬を済ませ戻って行ったのである。


国鉄最後の日、1987年3月31日深夜2時、北陸本線車内での出来事であった。

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重曹は危ないですよ~
雪の表現するのに模型の世界では重曹を多用することが多いと聞きます。
実際、鉄道模型においてもその粒度の細かさ、質感などいずれも素晴らしいものがあります。

少なくとも、タミヤの情景スプレー(雪)などとは比べ物になりません。
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この写真は、いまから9年前、雪山エリアを増設した時、敷設した線路に重曹を散布した直後のものです。

しかし


電気的接点となる金属製の線路を伴う鉄道模型レイアウトにおいては大変やっかいなものなので、注意する必要があります。

それは、重曹が金属を錆びさせる化学物質に化けるということです。

当時、散布した重曹を固着させるために、霧吹きをふきかけ、水溶木工ボンドを使用しました。

すると作業後わずか10数分で線路が真っ黒に酸化しはじめたのです。

それはおそろしいばかりのスピードでして、黒化した線路は当然の如く集電できません、動きが悪いとかいったレベルではなく、完全に導体ではなくなってしまった、そんな状態でした。

一度酸化して黒くなった線路は何度表面を研磨して復活させても、残留成分のせいか、すぐに元通りの黒に変色してしまうのです。

結局

一度敷いた当該区間の線路をすべてはがし、全く新しい線路に交換するしかありませんでした。

そして今の姿はこんなです。
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紙粘土ベースの白は、どうしても経年とともにひびが入り、そして色が黄色く変色しがちです。
適度なメンテナンスがやはり必要なのです。

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プロフィール

北信州の木島平村にあるRAIL CAFE 「みゆきの杜」は、北信州を舞台にしたの昭和レトロな風景が展開する常設Nゲージ鉄道模型レイアウトを常設。いつか見た遠い日の懐かしの光景に逢いに来ませんか



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