私にとって、夏は鉄道模型の季節でもあります。
今から40年以上前、はじめて鉄道模型を買ってもらったのは1979年の8月でした。 関水金属のキハユニ26。2650円ナリ。
いまでもなお手元にありまして、普通に動きます。

さすがに精密さは現代の製品には劣りますが、シンプルな構造ゆえに、耐久性抜群です。
その後、1986年の夏、大学受験勉強の合間に、自転車で近所のおもちゃ屋に出かけて行って、同じく関水金属のEF57を買いました。 当時の定価は4800円。高校生にとっては大きな買い物でしたが、こちらもいまなお現役でして、フライホイルは未搭載ながらも、車重がとても重くて、けん引力が抜群、ウチにある電気機関車の中では最強です。
今でも通用する精巧な金型が完成度の高さを物語っています。

20年前にジオラマ制作を開始したのも8月でした。
夏が来れば自動的に鉄道模型モードにスイッチが入るのが私の人生でもあります。
先日は、仕上げが完了していなかったキハ58のジャンパ線の取り付けに精を出しました。

こうした後付けパーツをユーザーにやらせるのも現代の鉄道模型業界の習わしですが、あまりに細かいパーツ故に、当然のことながら、老眼鏡なくしては作業することは不可能です。

老眼鏡+強力LEDヘッドライトが必須です。
ピンセットで挟んで指定の穴に差し込むだけなのですが、穴はわずか0.8㎜。
プラモデルを作るのと違って、出来れば出荷時にあらかじめ取り付けておいてほしいと思うファンは少なくはないと思うのですが。
そんな訳で、夏は鉄道模型。 趣味であり、ライフワークでもある素晴らしき世界なのであります。
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